先日、連載小説『ブスが美人で、美人がブスで』全2回完結を「小説家になろう」に投稿したら、その日1日だけで200を超えるアクセスがあり、驚きました。
だいたい私の書く小説はあのサイトでは人気ジャンルではないし、まったく宣伝もしていないので、更新しても1日にせいぜい20から40ぐらいしかアクセスがありません。それだけに、なぜこの作品だけがこんなにアクセスがあったのか、不思議に思いました。
考えた結果、思い当たる点が2つあります。一つはタイトルが比較的多数の読者の関心を惹いたのではないか、ということです。何気なく付けたタイトルですが、たしかにどんな作品だろうと読んでみたい気になるかもしれません。
もう一つは、完結する連載は比較的少ないので、比較的目に付いたのではないか、という点です。これは多少はあると思います。しかし以前に完結した連載はそれほどのアクセス数はなかったので、それだけではないでしょう。
この『美人がブスで、ブスが美人で』は自分でも悪くない作品だとは思いますが、これまで書いた中でいちばんの力作だと思うのは、現在連載中の『背後霊の恋人』で、短編では『桜の木の下で』です。あといちばん面白い作品だと思っているのは『アンドロメダ帝国の王子で英雄だったオレが~』で、これはブックマークを2つ付けていただいています。しかし、自分で気に入っている作品は、意外とアクセス数は伸びていません。
こうなると、アクセス数はあまり気にしないで、淡々といい作品を書いていくしかなさそうです。ただ、タイトルの付け方はちょっと意識して工夫してみようかなと思います。
連載小説『美人がブスで、ブスが美人で』:http://ncode.syosetu.com/n4941dx/