私は自己啓発本の類いも結構読んでおりまして、今回は小森圭太の『科学的 潜在意識の書きかえ方』(光文社)を読みました。
科学的というのは量子力学の説明を用いて潜在意識と現象との関わり方を述べているのですが、それは多少のいかがわしさもあり、まあどうでもいいです。しかし、感銘を受けたのは、物事の考え方や言葉を変えるということの重要性です。
とくに、以下のような言い換えは肝に銘じておきたいと思います。
「どこがダメなんだろう」→「どうしたらさらによくなるだろう」
「頑張ろう」→「最高の自分を発揮する」
「これが問題だ」→「これが課題だ」
本というのは何か一つでも本当に有益なものが得られれば、読んだ価値があったといえるものです。