天音光人の文学的日常

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旧作『セーターを編む女』の改稿

旧作『セーターを編む女』を読み返してみました。これは「小説家になろう」に初めて投稿した作品です。アイデアが思いつくと、一時間足らずで書き上げた作品ですが、今読み返してみても、あまり書き換えるところはありませんでした。作品のモティーフは、あえてゴールインを避けるというものです。ヒントとなったのは沢木耕太郎の『深夜特急』です。

『深夜特急』では、最後に主人公がゴールのトラファルガー広場まで到着し、終了の知らせを友人に電報で送ろうとしたら、急に旅を終えるのが惜しくなって「ワレ到着セズ」というメッセージを送ります。途中の過程自体に価値があるので、それを続けるためにあえてゴールしないというモティーフで、何か短い物語が創れないだろうかと考えて、この作品ができました。

読み返してみると、文章もこのころの方がかえってよくできていますね。文章はじっくり練らないと上達しないようです。

超短編『セーターを編む女』:http://ncode.syosetu.com/n7087dw/




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by amanemitsuhito | 2017-09-03 07:14 | 自作について | Comments(0)

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